【居抜き・スケルトンとは?メリット・デメリットを比較】
そもそも居抜き物件とは !?居抜き物件とは、前オーナーが利用していた設備や什器がついたままの物件のことです。
本来であれば、物件に取り付けたものを全て撤去し、何もない状態に戻して貸主に返却しなければなりませんが、
貸主の承諾が得られれば、内装や設備を残したまま、引き渡すことができます。
このような物件を「居抜き物件」と言います。
●居抜き物件のメリット
すでに大方内装が出来上がっているので、改装費・設備費を抑えることができ、工事期間も短くすることができます。
さらに、物件を売却する際、解体費用がかかるため、居抜き物件の方が市場に出回っています。
分かりやすく例えると、家具家電付きアパートのようなものです。
設備や内装にそこまでこだわらず、費用を抑えたい方におすすめです。
●居抜き物件のデメリット
デメリットとしては、ある程度レイアウトが決まっているので、イメージ通りに改装しにくい場合があります。
特に厨房やトイレなどの水回りは改装が難しく費用か嵩むことが多いです。
また、引き継いだ設備が古く、すぐに不具合が出るといったケースもあります。
結果的にスケルトン物件で店舗を作った場合と変わらないくらい費用が嵩んでしまう可能性もあるので注意が必要です。
契約する前に設備や内装を念入りにチェックすることをお勧めします。
●スケルトン物件のメリット
スケルトン物件とは、天井や床、柱や壁といった骨組みだけの状態を指します。
内装や設備が一切何もない状態から店舗を作り上げる必要があります。
最大のメリットは一から内装を自分好みにカスタマイズすることができる点です。
見た目や設備にこだわりが強い場合におすすめで、
自身の理想の店舗が作れますし、スタッフやお客様の動線も無駄なく、交錯しない設計やレイアウトが可能になるため店舗運営も効率化できます。
●スケルトン物件のデメリット
一番のデメリットとしては初期費用がかかるという点です。
スケルトンの場合は内装工事だけではなく、電気工事や空調、水回りなど全ての工事を行わなければなりません。
したがってその分費用がかかってきますし、オープンまでの時間も居抜き物件に比べて大幅に長くなります。
店舗の大きさや内容によって異なりますが、企画から施工まで2か月から長いと半年以上かかります。
さらにその間も賃貸契約期間になり、売上げは無くても家賃は発生する状況になります。
◯どちらもメリット・デメリットがあり、開店する業態や予算に応じて間違いのない選択をすることが大切です。
YOUSHOWならお客さまへヒアリングをし、最も適切な工事方法を探します。
些細なことでも構わないので、お困りのことがあれば是非お問い合わせください。